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口の中にもできるカンジダ!感染経路は恋人とのキス?うがいで予防ができる?

2020年03月16日
病原体

カンジダは外陰部だけでなく、口の中にもできることがある疾患です。もともと口の中には常在菌としてカンジダ菌が存在しています。普段は悪さをしない菌ですが、体調の悪化や免疫力低下によりカンジダを発症することがあります。

高齢者や唾液の分泌が低下しているドライマウスの人、あるいはガンなどの病気にかかっている場合にも発症しやすくなるので注意が必要です。特にステロイド剤や化学療法を大量に行っている人は要注意です。また風邪をひいて体調が悪いときなどや抗生物質により体内の菌のバランスが狂うことも原因になります。

口内のカンジダは慢性と急性に分かれ症状が異なりますが、いずれも粘膜の痛みや味覚障害が起こることがあるのが特徴です。急性の場合、灰色もしくは白色の斑点が口の中にできて、白い粘膜に覆われます。時に赤くなることがあり、ヒリヒリとした痛みを伴います。

ひどくなると食道の方まで炎症がでて食事が喉を通らなくなることもあります。重症の場合声も出なくなったり、かすれ声になることもあります。痛みのために食欲が落ちてしまった場合には体力もなくなってしまうので、食べ物には注意が必要です。慢性になると患部が肥大する症状がでることもあるので早期発見が大事です。

特に高齢者は悪化するまで症状に気が付かずにいることがよくあります。味覚がおかしい、あるいは舌が痛いなどの症状ではじめて気がつくこともあります。また認知症の方は自分で症状の訴えができないので、食欲不振などの状態に周りが気がつくことで病気に気がつくこともあるほどです。

口内のカンジダに感染した場合、気になるのが感染経路です。たとえば恋人とキスをした場合に感染することがあるのでしょうか。一般的には口内のカンジダは他人には感染することはないとされています。口内の感染が心配されるのはヘルペス性の場合であり、それ以外は他人に感染することはありません。

口の中にできたカンジダはうがいで予防が可能です。こまめにうがいをする人はこの病気になりにくいと言われています。特に入れ歯や義歯がある人は、口の中を清潔に保つ必要があります。入れ歯を常につけっぱなしにしていると発症しやすくなってしまうので要注意です。入れ歯ときどきはずして洗浄し、清潔にしておくことが予防になります。うがいもこまめにするようにしましょう。

発症した場合にはうがい薬や抗真菌剤の塗布などで治療を行います。治りにくい場合には抗真菌剤の内服薬で治療することもあります。

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