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カンジダだと思って検査を受けたらエイズと診断された!他の感染症との関係性とは

2020年05月09日

カンジダだと思っていたら実はエイズだったというケースはあまり多くありませんが、時々みられます。もともとカンジダにかかる人は抵抗力が落ちている人なので、他の感染症にも関係性があり、かかりやすいのです。また他の感染症と症状がよく似ているために、カンジダだと思い込んでいることもあります。

特に、エイズの場合は、HIVウイルスを持っていても発症しない場合もあります。ウイルス保持者が日和見感染症の指標となる23の疾患のひとつを発症をした場合にエイズと診断されます。そのひとつにカンジダの症状も含まれているので、エイズとカンジダは深い関係があるのです。

この感染症は真菌という菌が関係しているため、他の感染症とも関係が深いのが特徴です。真菌が表面的にだけ浸食した場合には水虫やたむしと診断されます。真菌が皮膚や爪の奥深くまで入り込んだ場合には深在性皮膚真菌症とよばれ、代表的なものにカンジダがあげられます。こうした皮膚の感染症は、湿疹とよく似ているために鑑別診断が難しいのが特徴です。

一方真菌が深在性真菌症となると命に関わる疾患となり、大変危険です。深在性真菌症にはカンジダの他、アスペルギルス症やクリプトコックス症、ムーコル症などがあります。アスペルギルス症は、アスペルギルスという菌が体の奥に侵入することで発症する感染症です。主に肺に発生することが多く、肺炎のような症状を呈します。

アスペルギルス症は喘息を持っている患者さんに多く見られます。咳やヒューヒューという喘鳴がおきたり、時には血痰が出ることもある病気です。喘息を持っている患者さんが免疫力を低下した場合に、感染症を引き起こします。また、アスペルギルスという菌にアレルギーをもっているとアレルギー性の気管支肺炎をおこすことがあります。診断はCTで行いますが、治療が遅れると気管支拡張になったり呼吸不全をおこすこともあるので早期発見が大事です。

真菌が膣から尿路に侵入すると真菌尿路感染症になることがあります。カンジダ菌と細菌の両方が脳路に侵入して発症するケースもあります。カンジダ症の合併症ですが、ほとんどの人はこの真菌尿路感染症になることはありませんが、糖尿病などの疾患を持っている人は感染することがあり、要注意です。症状としては膀胱炎のように頻尿になったりすることがあり、時として排尿困難になることもあるほどです。症状が悪化すると腎不全になることもあるので早期の治療が大事です。

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